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ノエビア化粧品は宗教なの?いわれる6つの理由と勧誘されたときの対処法

ノエビア化粧品は宗教なの?そういわれる6つの理由と勧誘されたときの対処法

久しぶりに連絡をくれた友人についていったら、着いた先がノエビアのエステサロンだった。施術のあとに化粧品をすすめられ、断ってもLINEが続く。あるいは、表彰式の動画で壇上の人が涙を流し、会場が異様な熱気に包まれている。そんな場面に出くわすと、「ノエビアって、もしかして宗教なんじゃ?」という言葉が浮かびます。

ただ、宗教みたいといわれるのには理由があります。この記事では、なぜそういわれるのかを6つの角度から分解したうえで、マルチやねずみ講との違い、製品そのものの評判、そして勧誘や退会で困ったときの動き方までまとめます。

目次

そもそもノエビア化粧品とはどんな会社か

そもそもノエビア化粧品とはどんな会社か

ノエビアが新興宗教の隠れ蓑だとか、裏で何かの団体とつながっているとか、そういう話ではありません。そこはたぶん、あなたもわかっているはずです。

気になっているのは、もっと手前のところですよね。なんであの人たち、化粧品を売るのにあそこまで必死なんだろう。断っているのに、なんで連絡が続くんだろう。あの熱量はいったいどこから来るんだろう。

先に答えを言うと、ノエビアという会社自体は、いたって普通です。東証プライムに上場するノエビアホールディングスの中核で、植物研究と皮膚科学を売りにした化粧品メーカー。素性に怪しいところはありません。

引っかかるのは、会社の正体ではなく売り方のほうです。

ノエビアが宗教といわれる6つの理由

ノエビアが宗教といわれる6つの理由

ここからが本題です。

宗教っぽいと感じる瞬間には、だいたい決まったパターンがあります。勧誘のされ方、商品の語られ方、お金の話、辞めたいと言ったときの反応、そして信者の集会を思わせる表彰式。

ひとつずつ見ていくと、なぜあれが宗教を連想させるのかがはっきりします。

① 会社名を伏せた友人・知人からの勧誘

しばらく連絡を取っていなかった友人から、急に「会わない?」と誘いが来る。行ってみたら、そこがノエビアのエステサロンだった。

このパターンが、いちばん多く語られます。やっかいなのは、事前に「ノエビアの話だよ」とはいわれないこと。久しぶりの再会だと思って出向いた相手から、施術のあとに化粧品をすすめられ、断ってもLINEの連絡が続く。

旧友をたどって声をかけ、いつのまにか商品の輪に引き込んでいく。この動き方が、宗教の伝道や布教と重なって見えるわけです。会いたいから連絡をくれたのか、売りたいから連絡をくれたのか。その判別がつかない後味の悪さが、宗教っぽいという言葉になって出てきます。

参考:Yahoo!知恵袋|事前にノエビアと知らされず勧誘された体験

② 他社化粧品の全否定とノエビアだけという空気

勧誘の場でよく出てくるのが、他社製品をまとめて否定する話です。市販の化粧品は肌に悪い、添加物だらけ、本当に肌のことを考えているのはノエビアだけ。

こうして「外の世界は間違っていて、ここだけが正しい」という構図ができあがります。自社を絶対視して、それ以外を遠ざける。この排他的な語り口が、特定の教えだけを信じる宗教を思わせます。

参考:Yahoo!知恵袋|他社製品を否定され購入に至った体験

③ 高額な購入やローンをすすめられる

よく語られるのは、最初は手ごろな化粧水のつもりだったのに、気づけばまとまった額の商品をいくつも買っていた、という展開。手持ちがないと言えば、ローンや分割払いを提案されることもあります。

宗教でいう「お布施」や高額な物品の購入を連想させるのが、まさにこの場面です。信じる気持ちや人間関係につけ込まれ、冷静なら出さない額を出してしまう。あとから我に返って「あれは何だったんだろう」と検索する人が、この段階でいちばん多く現れます。

505の3点セットでも気軽に出せる額ではないことを思い出せば、まとめて買えば総額がそこまで膨らむのも、そう大げさな話ではないとわかります。

参考:Yahoo!知恵袋|505をローンで購入した体験

④ 辞めたいと言っても辞めさせてもらえない

距離を置きたくなって「もうやめます」と伝えると、強く引き留められる。これも繰り返し語られる悩みです。

商品の解約だけならまだしも、勧誘してきた相手が友人だと、辞めること自体が人間関係を壊す行為になってしまう。この辞めにくさが、抜けたくても抜けられない状況を作ります。

集団を抜けようとすると引き止められる。この感覚は、宗教を連想させる典型的なポイントです。

参考:Yahoo!知恵袋|母の代理店勧誘とノルマ要求の相談

⑤ 表彰式や海外研修のあの熱狂

SNSや動画で見て、ぞっとした人もいるはずです。

大きな会場に大勢が集まり、壇上では成績優秀者が表彰される。涙ながらにスピーチする人がいて、会場全体が拍手と歓声に包まれる。海外研修やパーティーの華やかな写真が、何度もシェアされていく。

成功者を讃え、夢と感動を分かち合うこの場は、外から見れば信者の集会か儀式のように映ります。中にいる人の高揚と、外から眺める人の違和感。この温度差が、宗教っぽいという印象を決定づけています。

⑥ ノルマはないのになぜか買い続けている

公式には、ノルマはないとされています。

ところが現場では、上の人からの期待、続けるための条件、仲間の手前といった見えない圧力が働く。結果として、売れ残りを自分で抱える「自家消費」がじわじわ常態化していきます。

ルール上は自由なのに、実際には抜け出しにくい。この建前と本音のズレが、最後まで不信感としてくすぶります。

参考:ノエビア公式|サロンスタッフの働き方Q&A

ノエビアはマルチ・ねずみ講なのか

ノエビアはマルチ・ねずみ講なのか

宗教と並んでつきまとうのが、マルチ・ねずみ講という言葉です。どちらも響きは物騒ですが、法律の上ではまったく別のものを指します。ノエビアがそのどれにあたるのか、順番に整理します。

ねずみ講ではないがマルチ商法ではある

まず、ねずみ講ではありません。

ねずみ講(無限連鎖講)は、商品の販売をともなわず、後から入った人のお金を上の人へ回すだけの仕組みです。いずれ必ず破綻するため、「無限連鎖講の防止に関する法律」で全面的に禁止されています。完全な違法行為です。

一方、ノエビアが売っているのは化粧品という実体のある商品です。個人を販売員として勧誘し、さらにその個人に次の販売員を勧誘させる形で組織を広げていくこのやり方は、法律上「連鎖販売取引」、いわゆるマルチ商法にあたります。こちらはねずみ講と違い、特定商取引法のルールを守るかぎり違法ではありません。

「マルチ=即アウト」ではない。ここを取り違えると、必要以上に怖がることになります。仕組みそのものをもう少し知りたいときは「ネットワークビジネスとは?実際どうなの?種類と選び方を徹底解説!」も参考になります。

参考:消費者庁|特定商取引法ガイド 連鎖販売取引

裁判所も連鎖販売取引と認めている

ノエビアがマルチであることは、会社が認める認めないの問題ではなく、すでに裁判所が判断しています。

2002年の東京高裁判決(平成14年12月5日)です。もとは、ノエビアの販社だった人物が契約を一方的に打ち切られたことをめぐる裁判で、主な争点は独占禁止法上の問題でした。その審理のなかで、裁判所はノエビアの販売の仕組みを「基本的に化粧品の連鎖販売取引である」と認定しています。

押さえておきたいのは、これがノエビアは違法だと断じた判決ではないことです。販売の形が連鎖販売取引に当たると事実認定しただけで、マルチであること自体は、やはり違法ではありません。

それでもノエビア製品の評判が高い理由

ここまで売り方の話ばかりしてきましたが、肝心の中身、つまり化粧品そのものの評価はまた別の話です。むしろ、製品が気に入って何年も使い続けている人も多くいます。

植物研究と肌へのこだわりには定評がある

ノエビアは早くから植物由来の成分研究に力を入れてきたメーカーです。

主力の505シリーズをはじめ、香料や着色をできるだけ抑えた処方を売りにしていて、肌の弱い人や自然派のスキンケアを好む人から、長く支持されてきました。使い心地が好きで、勧誘とは関係なく愛用しているという声も、ちゃんとあります。

売り方が独特なだけで、商品が粗悪というわけではない。この二つは、分けて考えていいところです。

勧誘されずに試したいなら口コミを見てから

とはいえ、肌に合うかどうかは人それぞれです。

決して安くないセットを、しかも対面の勧誘つきで買うのは、誰だって気が重いもの。製品は気になるけれど、あの売り方には乗りたくない。そう感じているなら、まずは実際に使った人たちの声をまとめて読んでみるのがいちばんです。

買うかどうかを決める前に、使用感や肌との相性を次の記事で確かめてみてください。

✅️ 合わせて読みたい:ノエビア化粧品の口コミを調査!主要製品ごとの代表的な評価を紹介

ノエビアの勧誘や退会で困ったときの対処法

ノエビアの勧誘や退会で困ったときの対処法

すでに勧誘を受けている、あるいは会員になったけれど抜けたい。そういう人にとっては、ここがいちばん知りたいところだと思います。

しつこい勧誘はきっぱり断っていい

勧誘を断るコツは、はっきり言い切ることです。

「考えておきます」「また今度」といった曖昧な返事は、相手に脈ありと受け取られ、連絡が続く原因になります。興味がないなら、「買いません」「登録しません」と短く言い切るほうが、結局はお互い楽です。

相手が友人でも同じこと。商品を買わないことと、友人でい続けることは、本来まったく別の話です。それで壊れてしまう関係なら、もともとその程度だったと割り切ってかまいません。

辞めたい・解約したいときにできること

辞めたいのに辞めさせてもらえないという声は、実際に多く聞かれます。けれど、引き留めに応じる義務は、こちら側には一切ありません。

ノエビアの販売員契約は連鎖販売取引にあたります。連鎖販売取引では、20日間のクーリング・オフ期間を過ぎても、契約期間内であれば将来に向かっていつでも中途解約できると特定商取引法で定められています。

さらに、退会した人は条件を満たせば、買った商品を返品できます。契約から1年未満で、引き渡しから90日を過ぎておらず、未使用で再販売もしていない。こうした条件を満たせば、購入価格の9割にあたる額の返金を受けられます。返品の際の解約料も、商品価格の10%以内に制限されています。

引き留めや脅し文句に気おされず、まずは最寄りの消費生活センターか、消費者ホットライン(188)に相談してみてください。

参考:Yahoo!知恵袋|退会したいのに引き留められるという相談

参考:近畿経済産業局|連鎖販売取引の中途解約と返品ルール

まとめ

ノエビアが宗教みたいといわれ続けるのは、商品の中身ではなく売り方が理由です。高めの化粧品を、対面の人間関係のなかで売る。その構造から、しつこい勧誘も、他社の全否定も、高額なローンも、辞めにくさも、あの熱狂的な表彰式も生まれてきます。

「宗教っぽい」と感じる場面重なって見えるもの
会社名を伏せた友人からの勧誘伝道・布教
他社の全否定と「ノエビアだけ」排他的な教義
高額な購入・ローン契約献金・物品購入の強要
退会の引き留め脱会のしづらさ
表彰式・海外研修の熱狂儀式・集会
「ノルマなし」と現場のギャップ建前と本音の乖離

販売の形はマルチ(連鎖販売取引)にあたりますが、これは合法で、ねずみ講とは別物です。そして、辞めたくなれば中途解約も返品もできる。法律はちゃんと逃げ道を用意してくれています。

だから、宗教やマルチという言葉のイメージだけで身構える必要はありません。製品が気になるなら、噂や売り方の印象とは切り離して、冷静に見極めればいいだけです。判断に迷ったら、実際に使った人の口コミに目を通してから、自分に必要かどうかを決めてみてください。

そして、引っかかっていたのが製品ではなく売り方のほうなら、勧誘や対面販売を避けて製品だけを試す道もあります。MLMブランドの製品だけを集めた専門ECの イイコレマーケット なら、販売員との関係を一切持たずに、勧誘ゼロ・定価以下で買えます。在庫があるタイミングなら、ノエビアの使い心地だけをフラットに確かめられます。

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