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【アムウェイ】ランクアップで年収はどこまで上がる?成功へのロードマップを描こう

ロードマップ

アムウェイビジネスに取り組む中で、ランクアップは誰もが目指す目標です。しかし、「具体的にどうすれば?」「上のランクの年収は?」と、疑問や不安も多いのではないでしょうか。

この記事では、アムウェイのピンレベル(ランク)の種類や達成条件だけでなく、上位ランク獲得のために「本当に大切なこと」を解説します。

ピンレベル至上主義に陥らず、地に足をつけて、あなたらしい成功を掴むために。ぜひ、最後までお読みください。

目次

アムウェイのランクと年収

アムウェイビジネスでは、実績に応じてランクが与えられ、これを「ピンレベル」と呼びます。ピンレベルは、一般的な会社でいう「役職」のようなもの。

ピンレベルは、「シルバー・プロデューサー」から始まり、最上位の「ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー」まで、22段階もあります。

  1. シルバー・プロデューサー
  2. ゴールド・プロデューサー
  3. プラチナム
  4. ルビー
  5. ファウンダーズ・プラチナム
  6. ファウンダーズ・ルビー
  7. サファイア
  8. ファウンダーズ・サファイア
  9. エメラルド
  10. ファウンダーズ・エメラルド
  11. ダイヤモンド
  12. ファウンダーズ・ダイヤモンド
  13. エグゼクティブ・ダイヤモンド
  14. ファウンダーズ・エグゼクティブ・ダイヤモンド
  15. ダブル・ダイヤモンド
  16. ファウンダーズ・ダブル・ダイヤモンド
  17. トリプル・ダイヤモンド
  18. ファウンダーズ・トリプル・ダイヤモンド
  19. クラウン
  20. ファウンダーズ・クラウン
  21. クラウン・アンバサダー
  22. ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー

各ピンレベルには、それぞれ達成条件と、推定年収の目安があります。

ランク(ピン・レベル)年収の目安達成条件
シルバー・プロデューサー300万円1カ月間で150万PV達成
ゴールド・プロデューサー400万円1年以内で3カ月150万PV達成
プラチナム500万円1年以内で6カ月150万PV達成で、そのうち3カ月は連読
(省略)
クラウン・アンバサダー1億円1年以内で6カ月150万PV達成したグループを20組スポンサー
ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー5億円1年連続で150万PV達成したグループを20組スポンサー

ピンレベルが上がるにつれて、達成条件は厳しくなりますが、その分、得られる報酬も大きくなります。

ピンレベルと年収について詳しくは、下記記事を参考にしてください。

✅️ 合わせて読みたいもう悩まない!アムウェイのランクアップが5ステップで分かる

「プラチナム」達成までの道のり

多くのアムウェイビジネスオーナー(ABO)が、最初の目標とするのが「プラチナム」です。プラチナム達成には、1年のうち6カ月、グループで150万PVを達成する必要があります(うち3カ月は連続達成)。

なお、PVとは「ポイント・バリュー」を指し、アムウェイ製品を購入すると付与されるポイントです。PVやそれに応じて決まる成績別ボーナスなどアムウェイの仕組みについては、関連記事で説明しているので参考にしてください。

プラチナムにおける報酬の内訳は、小売利益、フォローアップボーナス、成績別ボーナス、プロデューサーボーナス、パーソナルQ強化ボーナスなど。これらを合計すると、年収は300万円から500万円程度になる計算です。

このプラチナムのランクは、アムウェイビジネスで、ある程度の経済的余裕が生まれる、最初のステップといえるでしょう。

ピンレベル獲得の秘訣とは?成功者のために大切なこと

ピンレベル獲得

どうすれば、ピンレベルを上げられるのか?これは、多くのABOが抱える疑問です。もちろん、具体的な戦略やテクニックも存在しますが、それ以上に大切なのは、「心構え」です。

ファウンダーズ・ルビーまで:PVを「集める」から「生み出す」へ

「ファウンダーズ・ルビー」までは、自身のグループのPVが鍵となります。この段階では、積極的に新規顧客を開拓し、製品の良さを伝え、愛用者を増やしていくことが求められます。

しかし、ここで注意したいのは、目先のPVだけを追い求めないこと。強引な勧誘や、必要以上の製品購入を促すことは、長期的な信頼関係を損なうリスクがあります。

大切なのは、PVを集めるのではなく、PVを生み出すという意識を持つこと。製品の価値を理解し、本当に必要としている人に届ける。その結果として、自然とPVが生まれるような、健全なビジネスを目指しましょう。

サファイアから:リーダーシップと「育成」の視点

「サファイア」以上になると、自分自身のグループだけでなく、独立したグループを育成することが条件になります。つまり、リーダーシップが求められるようになるのです。

ただ単に製品を売るのではなく、メンバー一人ひとりの成長をサポートし、彼らが自立してビジネスを展開できるように導く。それが、リーダーの役割です。

「教える」「導く」「励ます」…言葉で言うのは簡単ですが、実践するのは容易ではありません。リーダー自身も、常に学び続け、成長し続ける必要があります。

エメラルド以上:ビジネスオーナーとしての「覚悟」

「エメラルド」以上になると、年収は1000万円を超えることも珍しくありません。これは、もはや副業ではなく、本業と呼べるレベルです。

この段階になると、求められるのは、ビジネスオーナーとしての自覚と覚悟です。

自分のグループだけでなく、組織全体を俯瞰し、長期的なビジョンを描く。そして、そのビジョンをメンバーと共有し、共に成長していく。そのためには、時には厳しい決断を下すことも必要になります。

「自分は何のために、このビジネスをしているのか?」

「どんな価値を、社会に提供したいのか?」

常に自らに問いかけ、信念を持ってビジネスに取り組むことが大切です。

なぜアムウェイにはピンレベルがあるのか

ピンレベル

アムウェイのピンレベル制度は、単なる競争や階級ではありません。それは、ABO一人ひとりの努力と成長を見える化し、モチベーションを高めるための仕組みです。

目標を設定し、それを達成することで、自信が生まれる。そして、その成功体験が、さらなる成長の原動力となる。

ピンレベルは、その過程で得られる「勲章」のようなものといえるでしょう。しかし、最も大切なのは、勲章そのものではなく、その過程で得られる経験、学び、そして人との繋がりです。

アムウェイの成功者

アムウェイで大きな成功を収めた人々は、どのような考え方、行動をしているのでしょうか?ここでは、何人かの成功者の事例を紹介します。

  • 中島薫氏
  • 濱本智子氏
  • 山崎義幸氏

中島薫氏は、日本アムウェイで最も成功した人物です。彼のために作られた「ダブル・クラウン・アンバサダー」という特別なピンレベルを持っています。

濱本智子氏は、ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー。著書の中で、「自分が受け取った愛はたくさんの人に分けてあげること」の大切さを説いています。

山崎義幸氏は、クラウン・アンバサダー。ブログで、「プライドと美意識が伴わない仕事のやり方は、長い目で見たら必ずしわ寄せが来る」と語っています。

彼らに共通しているのは、お金儲けだけを目的にしていないこと。

  • 人との繋がりを大切にする
  • 製品の価値を信じている
  • 社会貢献への意識が高い
  • 常に学び成長し続けている

彼らの言葉や行動から、私たちは多くのことを学ぶことができます。

アムウェイで「間違った継続」をしないために

間違った継続

アムウェイビジネスにおいて、継続が成功の鍵であることは、誰もが認めるところでしょう。日々の製品紹介、新規メンバーの勧誘、そしてグループメンバーのサポート。

これらの活動を、地道に、粘り強く積み重ねていく先に、大きな成果が待っています。しかし、この「積み重ね」という言葉に、実は大きな落とし穴が潜んでいるケースがあるのです。

継続=思考停止ではない

成功は、日々の努力の積み重ねの結果である。

確かにその通りです。しかし、それは努力の中身が伴ってこその話。上位会員(アップライン)からの指示を深く考えずに、ただ機械的にこなしているだけでは、それは積み重ねではなく、時間の浪費でしかありません。

「毎日、製品を紹介している」「毎週、セミナーに参加している」「毎月、一定額の製品を購入している」…これらも、一見すると継続しているように見えます。

しかし、

  • なぜ、その製品を紹介するのか
  • セミナーで何を学び、どう活かすのか
  • なぜ、その製品を購入する必要があるのか

これらの問いに、明確に答えられないのであれば、それは「思考停止」状態に陥っている可能性があります。

継続の目的を見失わない

継続すること自体が目的になってしまうと、本来目指すべき目標を見失ってしまいます。「ピンレベルを上げたい」「収入を増やしたい」という目標は、あくまでも手段であり、目的ではありません。

  • なぜアムウェイビジネスを始めたのか
  • ビジネスを通じて何を実現したいのか
  • 製品を通じてお客様にどんな価値を提供したいのか

このような目的を明確にし、常に意識しながら活動することが、真の継続に繋がります。

必ず成功できるという幻想を抱かない

「諦めずに続ければ、必ず成功できる」

「辞めなければ、いつかはピンレベルを獲得できる」

残念ながら、これは幻想です。ネットワークビジネスの世界は、甘くありません。

損失が出ているにもかかわらず、もう少しで利益が出るはずと、具体的な対策を講じないまま、ただ時間だけが過ぎていく。このような状況に陥っている方は、少なくありません。特に、アップから「損切り」をさせないような言葉をかけられている場合は、注意が必要です。

真の継続に必要なものを知る

真の継続とは、

  • 明確な目標設定
  • 具体的な行動計画
  • 定期的な振り返りと改善

この3つが揃って、初めて成り立つものです。

まずは、自身のブランディングや製品とのマッチングなどを明確にし、長期的な視点に立った行動計画を立てましょう。そして、計画を実行する中で、必ず「計画(Plan)」「実行(Do)」「評価(Check)」「改善(Action)」のPDCAサイクルを回すことを意識してください。

継続してきたことを否定するのは、勇気がいることです。しかし、時には立ち止まり、軌道修正することも、成功のためには必要です。

アムウェイで成功するということの現実を認識する

アムウェイビジネスで、最初の目標とされることが多いプラチナム(年収約500万円)。しかし、このプラチナムの達成でさえ、容易ではありません。

過去のデータ(2015年度)では、ABO会員数は約70万組。その中で、「プラチナム」以上のタイトルを獲得しているのは、わずか4,123組。割合にして、約0.6%です。

これは、一般的な企業で年収1500万円を超えている人の割合に匹敵します。この数字からも、アムウェイビジネスが、「誰でも簡単に稼げる」ビジネスではないことが、客観的に理解できるでしょう。

「すべてをかけて、アムウェイで成功したい!」

その情熱は素晴らしいものです。しかし、成功できるのは、ほんの一握りという現実も、しっかりと認識しておく必要があります。

ピンレベル維持のプレッシャーに注意

アムウェイには、ピンレベルの降格制度があります。一度獲得したピンレベルを維持するためには、継続的に一定の基準を満たし続けなければなりません。

この仕組みは、一部のABOにとって、売上ノルマのように感じられ、過剰な自己購入や、グループメンバーへの強引な勧誘に繋がってしまうケースもあります。

クラウン・アンバサダー(年収1億円)の山崎義幸氏が「名前だけのピンを追うことは百害あって一利なし」と述べているように、ピンレベルはあくまでも結果であり、目標とすべきは製品を愛用してくれる顧客を増やすことです。

しかし、現実には、ピンレベル維持のために、多額の借金を抱えてしまうABOも存在します。グループ構築は、アムウェイビジネスの重要な要素ですが、製品の愛用者を増やすという本質を見失わないようにしましょう。

アムウェイの年収を左右するのはランクだけじゃない

ランク

アムウェイビジネスにおいて、収入の目安となるのがピンレベルであることは事実です。しかし、アムウェイの報酬体系は、ピンレベルだけで決まるほど単純ではありません。

2019年9月から導入された「コア・プラス」は、従来の報酬プランに加え、さらなる収入の可能性を広げるプログラムです。

コア・プラスの導入により、アムウェイビジネスには、主に3つの変化が生まれました。

  • カスタマー重視へのシフト
  • 早期収入の可能性
  • 多様な活動の評価

これらを説明します。

カスタマー重視へのシフト

コア・プラスでは、「プライムカスタマー(製品購入のみの会員)」の獲得と育成が、重要な評価ポイントの一つとなりました。これは、単にビジネスメンバーを増やすだけでなく、製品の愛用者を増やすことを重視する、アムウェイの新しい方針の表れといえます。

早期収入の可能性

従来の報酬プランでは、ある程度のランクに到達しなければ、まとまった収入を得ることは困難でした。しかし、コア・プラスでは、比較的初期の段階から、追加のインセンティブを得られるチャンスが広がりました。

これにより、ビジネスを始めたばかりの人でも、モチベーションを維持しやすくなっています。

多様な活動の評価

コア・プラスでは、リーダーシップを発揮してグループを育成するだけでなく、製品の愛用者を増やしたり、カスタマーに製品を紹介したりといった、多様な活動が評価されます。これにより、自分の得意な分野を活かして、収入を伸ばせる可能性が広がりました。

まとめ:アムウェイのランクを理解してあなたらしい成功をつかむ

上位タイトルを持つ成功者たちは、ただ売上を伸ばすのではなく、長期的な視点で組織を成長させる戦略を持っています。

タイトルホルダーを目指す際には、単なる収入の増加だけでなく、ビジネスの持続性や仲間との関係構築にも注目してください。

そして、自分なりのスタイルで成果を積み重ねていくことが何より大切です。ピンレベルは、あくまでも通過点に過ぎません。その先にある、あなた自身の夢や目標に向かって、一歩ずつ、着実に進んでいきましょう。

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